平凡な日々

平凡な日々を綴っていきます。

20年くらい前のスノーボードのHPのオフ会

今週のお題「平成を振り返る」

 

今回は20年くらい前のことを書いてみたいと思います。

この頃になると、個人でインターネットを使うのも普通になっていて、家族紹介やペット紹介のHPの時代は終わり、趣味の仲間を募るHPなどが増えてきました。

掲示板などを設置するのも普通になり、また、HTMLを自分で打たなくてもHPが作れるようになったのもこの頃でしょうか。

 

当時、私はスノーボードをやっていたのですが、職場の後輩達に混ざって滑っていてもなんとなく場違いな感じを抱くようになっていました。

 

おそらく平成10年頃でしょうか、あるスノーボードのHPの掲示板などに書き込みを行うようになりました。

Vine』で始まる名前のHP(おそらくVine snowboardなんとかという感じの名前)だったと思います。

運営していたのは確か東京にお住いのemikoさんという方だったと思います。

掲示板に書き込みするようになって割と早い時期に当時のARAI MOUNTAIN&SNOW PARKでオフ会が開催されることになり、私もそちらに参加させていただきました。

友楽里館に泊まっての1泊2日。

初めてお会いする方ばかりでしたが、楽しく滑らせていただきました。

 

その時、一緒に参加していた方で、やはりスノーボードのHPを開設しておられる方がおり、同じ地元の方だったこともあり、そちらのHPの掲示板などにも書き込みさせていただくようになりました。

そちらは『TAD』で始まる名前のHPでした。

こちらのHPもまたオフ会があると参加させていただくようになりました。

地元なのでオフ会は日帰りが多かったです。

 

その後、両HPの合同オフ会のような感じで蔵王に1泊2日で滑りに行くことがありました。

Vine』の方は東京近郊から山形、新潟あたりの参加者もおり、山形の方の地元に行く感じで蔵王でのオフ会だったような記憶があります。

蔵王では私は集団から遅れてはぐれてしまい、あの広さゆえ全く違う出口に降りてしまい、宿まで歩く羽目になってしまいました。

不幸中の幸いというか、当時私はH"を使っていたため、連絡がついたようです。

 

『TAD』の方は地元の方がほとんどだったため、オフ会以外でも都合が合う同士で滑りに行ったり、夏は飲みに行ったりしていました。

 

一番多い人数が集まったのは、まりさんという方がお勤めだった会社の保養所の一室に30人くらいが雑魚寝して滑りに行った時でした。

足の踏み場もない状態とはまさにこのことという状態で、私はトイレの前で寝た記憶があります。

このときは初日はかぐら、二日目は奥只見丸山に滑りに行きました。

 

そんなこんなで皆さんに仲良くしていただいたのですが、『Vine』の方は主催者のemikoさんがもっとスノーボードに本気で打ち込みたいということで程なくして閉鎖となってしまいました。

『TAD』の方といえば、私が掲示板に不用意な書き込みをしたせいで参加しづらくなってしまいました。

結局行き場がなくなってしまったのですが、なぜか他のスノーボード系のHPに参加したいという気持ちにもなりませんでした。

 

その後はその時知り合った方と何度か滑りに行ったりもしましたが、結局また一人で滑りに行くようになり、ある日宿泊予約を入れていたホテルの前で「もういいや」と思ってしまい、スノーボードはそれっきりになってしまいました。

 

この間、おそらく3シーズンくらいの話なのですが、自分の今までの人生の歩みのなかで、いつもの自分とは違った時期だったように感じます。

 

実はこの話は「平成を振り返る」テーマで書くつもりは全くありませんでした。

毎年冬になるとふと「みんな元気かな」くらいに思い出す程度だったのですが、日曜日の朝、二度寝をしているときに、この頃の夢をみたのです。

なぜか何度か一緒に滑っただけのHNしか知らない方が鮮明に夢に出てきたのです。

それから無性に懐かしくなり、また寂しくなってしまったのです。

古いPCに画像など残っていないか必死に探してしましました。

まだデジカメも結構高価で画質も悪い時代なので、大した画像は残っていませんでしたが、それでも何枚かは残っていました。

 

当時一緒に滑った方が見てくれるなんてことはないのはわかっているのですが、それでも書いておこうと思います。

 

ちなみに夢に出てきたのはサブリナさんという方でした。

それほどいろいろ話した記憶はないのですが、蔵王に行く車中、凍結した路面で「よくこんなところでブレーキ踏めるね」「踏まなきゃ止まらないじゃんw」という会話をしたのだけは覚えています。

その直後のT字路で滑ってあやうく突っ込むところでしたが(笑)

 

みんなきっとそれぞれの生活でご活躍のことと思います。

当時一緒に滑ってくれた方たちに感謝申し上げます。