皆さん「初心者ほど良いものを使った方がいい」と言う話、聞いたことありませんか?
このことについてちょっと考えてみたのですが、実体験としてはケースバイケースかなと感じます。
明らかに良いものを使った方がいい場合と初心者のうちは初心者用を使った方がいいと感じる場合があるからです。
まず前者の良いものを使った方がいいケース。
1.パソコン
初心者の方ほど何をやりたいのかがはっきりしなかったり、最初はWordやExcelさえ使えればいいやとか考えがちだったりするのではないでしょうか。
でも、実際に使い始めた後でやっぱり写真もやって行きたいとか絵を描いてみたい、動画を扱ってみたいなど興味が広がって行った場合に低スペックな機種の場合、そこで買い替えなければならなくなってしまいます。
上級者ならば設定の見直しやパーツ交換などでなんとかやりくりできても、初心者の場合はそうはいきません。
パソコンの場合は速さは正義みたいなところもあるので、できる限り良いものを購入した方がいいでしょう。
2.楽器(ギターやベース、シンセ等)
この辺りの楽器は高いものをしっかり調整して使うのが上達の近道ではないでしょうか。
やはり高いものと安いものは作りが違います。
ギターやベースなどはできれば国産のものから...と言いたいところですが、昨今国産のギターやベースもかなり高価になったので、手が届きにくくなりました。
フジゲンあたりはまだ国産でリーズナブルな楽器があるので、このあたりが狙い目ではないでしょうか。
中古だとcool-zとかはフジゲン製ながらも島村楽器オリジナルブランドということで中古価格の設定がお安くなっているので、機種によっては狙い目ではないでしょうか。
一方、いきなり上級者向けを買うのはオススメできないなぁと思うのはスポーツ用品です。
1.スキーやスノーボード
私も以前スノーボードをやっていましたが、初心者のうちは上級者向けの道具を使うのはオススメできないなと思います。
初級者向けの板は圧倒的に乗りやすくできていると思います。
私自身、何年か中上級者向けの板を乗り継いだあとにパウダー時のフリーラン用として普段よりも長めの初級者向けモデルを購入したことがあったのですが、長さによる取り回しの悪さ(滑ってしまえば全く感じないのですが)は別として、板の硬さなど、とても乗りやすく感じました。
ただ、普段使っている板に比べると滑っていて物足りなさを感じました。
まぁ、板は初級者用モデルなのに、ブーツは上級者向けのモデルというバランスの悪い状態になっていたのも物足りなさの原因かも知れませんが。
実際、初級者向けのモデルは滑りやすいんですよね。
ということで、スキーやスノーボードは最初は滑りやすい初級者用で始めて、ある程度滑れるようになったら中上級者向けのモデルを購入するのが上達への近道なのではないかと感じました。
頻繁に滑りに行ける環境であれば、レンタルで始めるよりも買ってしまった方がいいと思います。
買った以上は滑れるようにならないと...というプレッシャーがありますからね(笑)