平凡な日々の実験記

2005年にYahoo!ブログが始まった日からの古参ブロガーです。30代の頃から続く、平凡な日々の実験。その続きを、これからも 旧ブログはこちら https://osake.exblog.jp

古いPCをローカルLLM用に再利用できないか、もう一度考えてみた

前回の記事では、ローカルLLMを動かすためのPC構成について検討してみました。

その後、改めて手持ちのPCを活用できないか考えてみたところ、意外と面白い構成が見えてきました。

今回は、古いWindows PCを再利用して、低予算で大規模なローカルLLMを動かす方法を検討してみます。

RTX 5060 TiではなくRTX 3060という選択肢

今回、改めて注目したのが中古のGeForce RTX 3060 12GBです。

最新のGPUではありませんが、12GBのVRAMを搭載しているのがポイント。

当初検討していたRTX 5060 Ti 16GBと比較するとVRAM容量では劣りますが、中古なら5万円前後で入手できる可能性があります。

そして、最近気になっているのがStrataというローカルLLM向けの実行環境です。

Strataでは、GPUのVRAMだけでなく、PCのメインメモリーも活用して大規模モデルを動かすことができます。

実際にRTX 3060 12GBとメモリー64GBという構成で、大規模モデルを動かしている事例も見かけました。

80Bクラスのモデルはもちろん、量子化方式によっては125Bクラスのモデルまで動作する可能性があるようです。

もちろん、動作することと快適に使えることは別です。量子化による品質の低下や、メモリーとのデータ転送による速度面の制約もあります。

それでも、5万円程度の中古GPUで大規模モデルに挑戦できるというのは、なかなか魅力的です。

問題はメモリーの確保

今回の構成で悩ましいのがメインメモリーです。

現在のPCにはDDR4メモリーが16GB搭載されていますが、大規模モデルを動かすには明らかに不足しています。

そこで考えているのが64GBへの増設です。

ただ、DDR4メモリーは最近価格が上がっており、64GBを確保するだけでもかなりの出費になります。

32GB×2枚が理想的ですが、製品によっては入手しにくく、価格も高め。

16GB×4枚という構成も候補にしています。

さらに、現在の16GBを残して、32GB×2枚を追加すれば合計80GBにできないか、ということも考えました。

B450M Pro4はメモリースロットが4本あるので、物理的には可能な構成です。ただし、異なる容量や規格のメモリーを混在させる場合は、動作確認が必要になります。

メモリーの確保が今回の計画で一番の課題になりそうです。

13万円程度で大規模ローカルLLM環境が作れる?

現時点で考えている構成は次のとおりです。

パーツ 想定予算
DDR4メモリー64GB 約80,000円
中古RTX 3060 12GB 約50,000円
合計 約130,000円

CPU、マザーボード、ケース、電源、OS用SSDは既存のものを流用します。

つまり、追加投資はおよそ13万円。

RTX 5060 Tiを使った新規構成を考えていたときと比べれば、かなり費用を抑えられます。

しかも、Strataの対応モデルや最適化が今後進んでいけば、同じハードウェアでも動かせるモデルの選択肢が増えるかもしれません。

8GB VRAMのGPUにも対応するようになったという話もあり、ソフトウェア側の進化にも期待しています。

MacBook ProとWindows PCの2台体制

現在、ブログ記事の作成や編集にはMacBook Pro M3 Maxを使っています。

Gemma 4などのモデルを使った文章作成であれば、今の環境でも十分実用的です。

そのため、今回のWindows PCは普段使いのメインマシンにするつもりはありません。

あくまで、大規模なローカルLLMを試したり、CUDAを使ったAI関連の実験をしたりするための専用マシンです。

Macでは普段の作業を続けながら、必要なときだけWindows PCを起動して、ネットワーク経由でモデルを利用する。

そんな使い方ができれば理想的です。

さらに、ファイルサーバーとしても再利用できれば、ほとんど使っていなかったPCにも新しい役割が生まれます。

あとは購入するタイミング次第

今回の計画なら、13万円程度でローカルLLMの実験環境を作れそうです。

趣味として考えれば、十分に検討できる金額だと思っています。

ただし、今すぐ購入する必要はありません。

現在は米国株の動向も気になるところです。中間選挙後の相場の動きなども見ながら、資金に余裕があるタイミングで購入を検討したいと思います。

それに、メモリーの価格も気になります。

DDR4が今後さらに入手しにくくなる可能性もありますが、焦って高値で買うのも避けたいところ。

古いPCを再利用して、13万円程度で125Bクラスのモデルに挑戦できるかもしれない。

そう考えると、なかなか夢のある計画です。

まだ実際に購入したわけではありませんが、しばらくはパーツの価格やStrataの進化を追いかけながら、構成を詰めていこうと思います。

眠っているWindows PCをローカルLLM専用機にできないか?Strata導入を考えてみた

最近、ローカルLLMを使っていて気になっているものがある。大規模モデルを複数のGPUやシステムメモリーを活用して動かす「Strata」だ。

普段使っているMacBook Pro M3 Maxはユニファイドメモリー36GB。Gemma 4やQwen 3.8などを動かしてブログ記事の作成や編集に使っているが、もう少し大きなモデルも試してみたくなってきた。

そこで考え始めたのが、ほとんど使っていないWindowsデスクトップの再活用だ。

今回は、手持ちのPCを強化してStrataを動かすとしたら、どの程度の費用が必要なのかを考えてみた。

手持ちのWindows PCはまだ使える

現在使っていないWindows PCの構成は次のとおり。

パーツ 現在の構成
CPU Ryzen 5 5600X
マザーボード ASRock B450M Pro4
メモリー DDR4 16GB(8GB×2)
ストレージ SATA SSD
GPU 今回は強化を検討

CPUはRyzen 5 5600X。最新世代ではないものの、まだ十分使える性能だと思う。

マザーボードもB450M Pro4なので、AM4環境をそのまま活用できる。

つまり、CPUやマザーボードまで交換する必要はなさそうだ。

問題はGPUとメモリーである。

RTX 3060 12GBを2枚使う構成が気になる

Strataで大きなモデルを動かすことを考えると、GPUのVRAM容量が重要になる。

最初に考えたのはRTX 3090 24GBだが、現在は中古でも価格が高く、気軽に購入できる状況ではない。

国内で新品を探してもRTX 3080あたりまでしか見当たらず、価格もかなり強気だ。

現在の価格感としては、

  • RTX 3080新品:約20万円

  • RTX 3080中古:約8万円

  • RTX 3060 12GB中古:約5万円

といったところ。

そこで候補に浮上したのがRTX 3060 12GBを2枚使う構成だ。

2枚で合計24GB分のVRAMを利用できるわけではないが、Strataのようにモデルを複数GPUに分散させる仕組みなら、大きなモデルを扱うための選択肢になる。

ただし、GPUが2枚になれば消費電力や発熱も増える。現在のB450M Pro4は2枚目のPCIeスロットがPCIe 2.0 x4接続になるため、帯域や物理的な搭載スペースも気になるところだ。

まずはRTX 3060を1枚だけ購入する案

いきなりRTX 3060を2枚購入するのは、さすがにリスクがある。

そこで考えたのが、まずは中古のRTX 3060 12GBを1枚購入し、メモリーを64GBに増設する方法。

最初から完成形を目指すのではなく、段階的に強化していく。

具体的には、

  • RTX 3060 12GBを1枚追加

  • メモリーをDDR4 64GB(32GB×2)に交換

  • CPUとマザーボードは流用

  • 必要に応じて電源やケースを更新

という構成だ。

この段階なら、GPUを2枚購入するより初期投資を抑えられる。

まずはStrataの動作確認をして、どの程度のモデルが使えるのか、実際の生成速度はどれくらいなのかを確かめたい。

その結果に納得できれば、2枚目のRTX 3060を追加するという考え方だ。

125B級モデルも視野に入るStrata

今回Strataに興味を持った最大の理由は、Qwen3.8-Flash-Nextのような125B級の大規模モデルを扱える可能性があること。

通常のローカルLLMでは、モデルの容量がGPUのVRAMを超えると扱いが難しくなる。

Strataは複数GPUへの分散やSSDを利用した読み込みなど、通常とは異なる方法で大きなモデルを扱う。

ただし、モデルの容量だけで動作が決まるわけではない。システムメモリー、GPUへの配置、KVキャッシュ、ストレージ速度なども関係する。

また、125B級を動かす場合は量子化も重要になる。

普段使っているのはQ4量子化のモデルが中心だが、Strataで125B級を狙うならQ2やIQ3といった、より小さな量子化も検討する必要がある。

Q2はQ4より品質が落ちる可能性がある一方、モデルによっては意外と性能を維持できるケースもある。

個人的には、単に125Bモデルが起動するかどうかより、IQ3程度の品質で実用的に使えるかが気になるところだ。

Macを買い替える方が合理的なのでは?

ここで少し考え直した。

現在使っているMacBook ProはM3 Maxの36GBモデル。

StrataにはMac版もあるため、今のMacでも大規模モデルを試せる可能性がある。

さらに64GBや96GBクラスのユニファイドメモリーを搭載したMacなら、125B級モデルも選択肢に入ってくる。

そうなると、Windows PCを強化するために15万円前後を投じるくらいなら、Macを買い替えた方がいいのではないかという考えも出てくる。

ただ、Windows PCをほとんど使っていないという事情もある。

せっかく手元にPCがあるのだから、GPUとメモリーを追加して再利用するのも悪くない。

悩ましいところだ。

意外と大きいのが電気代と運用の手間

RTX 3060を2枚搭載すると、GPUだけで約340Wの消費電力になる。

CPUやその他のパーツを含めれば、高負荷時には500W前後になる可能性もある。

電気代だけでなく、発熱やファンの騒音も考える必要がある。

さらに、普段使っているMacとは別の環境を管理することになる。

Windowsを起動して、モデルを管理して、必要に応じて環境を整える。

こうした作業が面倒になって、結局あまり使わなくなる可能性もある。

ローカルLLMは性能だけでなく、思い立ったときにすぐ使えることも重要だと思う。

今回は購入を保留することにした

ここまで検討してみたものの、今回はいったん購入を保留することにした。

理由は主に2つ。

ひとつは、メモリー価格。

最近、メモリー価格が下がってきているという話も見かける。今すぐ購入するより、もう少し相場を見てから判断した方がよさそうだ。

もうひとつは、Windows PCを本当に日常的に使うのかという問題。

125B級のモデルを動かしてみたいという興味はあるが、現在のMacでもローカルLLMは十分楽しめている。

まずは今の環境でStrataを試し、必要性をもう少し考えてみたい。

もしWindows PCを強化するなら、最初はRTX 3060 12GBを1枚とメモリー64GBから。

その後、必要なら2枚目のGPUを追加する。

眠っているWindows PCをローカルLLM専用機として復活させる計画は、もう少し先になりそうだ。

とはいえ、こうやって構成を考えている時間も自作PCの楽しみのひとつ。

さて、実際に組むことになるのか、それともMacの買い替えに向かうのか。

もう少し悩んでみようと思う。

AIの「地味化」に直面中。gemma4 26B abt QATでのブログ執筆とプロンプトの試行錯誤

ここ数日、ブログの執筆に「gemma4 26B abt QAT」というAIモデルを使っています。
命令文(プロンプト)はChatGPTで作成した長めのものを使用しているのですが、プロンプトの内容を変更したところ、少し困った傾向が現れ始めました。

結論から言うと、記事が「やたらとおとなしくなった」のです。

これまで作成してきた記事は、AIにある程度「丸投げ」して編集させていました。
すると、AIの個性によって出力の傾向がはっきりと分かれることがわかってきました。

たとえばQwenの場合、普通に書かせると「結局、元の文章がそのまま返ってくるだけ」という感じでした。

一方で、gemma4 26B abt QATに細かく指示を出してみると、結果はやはり元の文章に近い地味なものに変わってしまいました、
自分の体験や思考といった「記事らしさ」はより強く残るようになったのですが、その分、文章の表現や編集が地味になり、元の文章のニュアンスが残りすぎてしまう傾向があるのです。

「AIにどこまで任せ、どこから自分で手を加えるべきか」

これまではAIの力で大幅に文章を整えてもらえていたのですが、プロンプトを詳細にすればするほど、これまでのようには「劇的に」は変わってくれなくなりました。
どうやら、まだまだプロンプトの微調整が必要な段階にいるようです。

AIを使いこなすというのは、単に指示を出すだけでなく、この「表現の塩梅(あんばい)」をどこに設定するか、という調整作業の連続だと実感しています。

さて、ここで読者の皆さんに少しお聞きしてみたいことがあります。

「以前の、AIがガッツリと編集して整えた感じの文章」
「今の、元の文章のニュアンスが強く残った、少し地味な文章」

皆さんは、どちらのスタイルがお好みでしょうか?

AIでブログをリライトしてみたら…Gemma 4とQwenで「日本語の質」に衝撃的な差が出た話

ブログの執筆を効率化するために、最近流行りのローカルLLM(自分のPCで動くAI)を使い倒しています。

今回検証したのは、Gemma 4 26BとQwen 3.8 27Bの2つ。 どちらも非常に高性能なモデルですが、実際に「ブログのリライト」というタスクに使ってみると、驚くほど大きな違いが見えてきました。

結論を先に言うと、ブログを書くなら「Gemma 4」一択です。

「意味は通じるけど、何かが違う」Qwenの弱点

Qwenを使ってみて最初に感じたのは、「ん? 意味はわかるけど、なんだか機械的な文章だな」という違和感です。 論理構成はしっかりしているのですが、日本語の言い回しが少し直訳っぽかったり、リズムが一定すぎて、人間が書いたような「こなれ感」が足りないんです。これでは、読者の心に刺さるブログにはなり得ません。

 指示の仕方を変えてみたところほとんど原文のまま帰ってくるなど指示の仕方などもかなり気を使わないと実用にならない感じです。

「まるで人間」のように書き換えるGemma 4の凄さ

一方でGemma 4は、驚くほど自然な日本語を生成してくれました。 例えば、ちょっとした悩みや、現地の状況(積雪地での生活など)を盛り込んだ文章のリライトを頼んだとき、その文脈を汲み取った「感情の乗った日本語」を返してくれるんです。

「エッセイ風に」「もっとカジュアルに」といった指示に対しても、言葉の選び方が非常に巧み。まるで、日本語のニュアンスを深く理解しているプロのライターに頼んでいるような感覚です。

結論:AI選びは「何に使いたいか」で決まる

今回の検証で、明確な使い分けが見えました。

  • Qwen: プログラミングや、論理的な思考が必要な作業に。
  • Gemma 4: ブログの執筆や、自然な日本語が必要なコミュニケーションに。

AIの性能を測る指標は「ベンチマーク」だけではありません。「日本語として、どれだけ自然に響くか」。これこそが、ブログ運営における最も重要な指標だと痛感しました。

M3 Max搭載14インチMacBook Proを1年半使った本音|36GBメモリで十分だったはずが……

MacBook Proを購入してから、そろそろ1年半。

私が使っているのは、M3 Max搭載の14インチMacBook Pro。メモリは36GB、SSDは1TBという構成です。

実は、最初からこのモデルを購入するつもりだったわけではありません。

当初は16インチのM4 Pro搭載MacBook Proを購入していました。メモリも48GBあるモデルです。

ところが、ヤマダオンラインでM3 Max搭載モデルがかなり値下がりしているのを見つけました。価格差はおよそ7万円。そこで、購入したM4 Proモデルを返品し、M3 Max搭載モデルに買い替えることにしたのです。

当時の使い方では、36GBのメモリで不満を感じることはありませんでした。

しかし、その後ローカルLLMを試すようになり、少しずつメモリ不足を感じるようになっています。

今回は、そんな14インチMacBook Proを1年半使ってきた感想をまとめてみます。

本当は16インチが欲しかったけれど、14インチで正解だった

MacBook Proを選ぶ際、画面サイズについては本当は16インチの方がよいと思っていました。

やはり、ノートPC単体で使うなら画面は大きい方が快適です。

ただ、自宅ではDellの27インチモニターを使用しています。MacBook Proと外部モニターを組み合わせたときの配置や使い勝手を考えると、14インチの方が都合がよかったのです。

実際、現在の使い方では14インチを選んで正解だったと思っています。

というのも、このMacBook Proは購入してから一度も持ち出していません。基本的には自宅のデスクに置き、デスクトップPCのような使い方をしています。

それなら16インチの意味がないのでは、と思われるかもしれません。

しかし、27インチモニターと並べて使うことを考えると、本体の画面が大きければよいというわけでもありません。設置スペースや画面の配置を考えた結果、14インチがちょうどよかったのです。

購入前には16インチへの未練もありましたが、1年半使ってみた現在では、この選択に納得しています。

Dellの27インチモニターとの組み合わせが便利

自宅ではDellの27インチモニターと接続して使用しています。

便利なのが、USB-C接続によって映像出力だけでなく、MacBook Proへの給電もできることです。

つまり、モニターとMacBook ProをUSB-Cケーブルで接続するだけで、外部モニターを使いながら充電までできます。

MacBook Pro用の電源アダプターを別に接続する必要がないため、デスク周りがすっきりします。

普段の作業では27インチモニターをメインに使い、必要に応じてMacBook Pro本体の画面も利用する。そんな使い方が定着しました。

MacBook Proというと、外出先でも使える高性能なノートPCというイメージがありますが、私の場合は完全に自宅のデスクトップ環境の一部になっています。

それでも、14インチというサイズはこの環境によく合っていると感じます。

USキーボードが使いにくく、結局は昔のAppleキーボードを使用

もうひとつ、購入後に想定外だったのがキーボードです。

久しぶりにUS配列のキーボードを使ってみたのですが、やはり使い慣れた配列とは勝手が違いました。

結局、昔購入したAppleのキーボードを接続して使うようになりました。

せっかくのMacBook Proなのに、本体のキーボードをほとんど使っていないわけです(笑)。

ただ、これには思わぬメリットもありました。

本体のキートップに直接触れる機会が少ないため、手垢による汚れがほとんどありません。長期間使っているにもかかわらず、キーボード周りをきれいな状態に保てています。

将来MacBook Proを売却するときにも、外観がきれいな状態を維持できているのはメリットになりそうです。

もちろん、きれいだからといって必ず高く売れるわけではありません。それでも、高価な製品を長く使ううえで、状態をよく保てているのは気持ちがよいものです。

購入当初は外部モニターのフリッカーに悩まされた

MacBook Proを使い始めた当初、実は不満もありました。

Dellの27インチモニターに接続して使っていたのですが、画面のフリッカーに悩まされていたのです。

自宅ではほぼデスクトップPCのように使っているので、外部モニターのちらつきは無視できない問題でした。

せっかく高性能なMacBook Proを購入したのに、普段の作業環境でストレスを感じるのは残念なところです。

ところが、macOSをTahoeにアップデートしたところ、私の環境ではフリッカー問題が解消しました。

購入当初から何の問題もなかったわけではありませんが、使い続ける中で不満が解消され、現在の作業環境には満足しています。

こうした問題は、Mac本体の性能だけでは判断できないところです。外部モニターや接続方法、OSとの組み合わせによっても使い勝手が変わるのだと実感しました。

DAWや動画編集には使っていないけれど、性能不足は感じない

MacBook Proを購入した当初は、DAWや動画編集にも使うことを想定していました。

ところが、実際にはそうした用途にはほとんど使っていません。

現在の主な用途は、ブログの執筆をはじめとした普段の作業です。

そう聞くと、M3 Maxはオーバースペックだったのではないかと思われるかもしれません。

確かに、ブログを書いたり、一般的な作業をしたりするだけなら、M3 Maxでなければ困るという場面はありません。

それでも、動作の遅さや処理性能に不満を感じたことはなく、快適に使い続けています。

購入時に想定していた用途とは違ってきましたが、普段使いにおいて性能不足を感じていないことは、このMacBook Proの満足している点です。

ローカルLLMを使い始めて、36GBのメモリが気になり始めた

一方で、購入当初には想定していなかった用途が増えました。

それがローカルLLMです。

Mac上で言語モデルを動かし、文章の編集やリライトなどに活用するようになりました。

こうした使い方を試すようになると、普段の作業では十分だった36GBのメモリでも、もう少し余裕が欲しいと感じる場面が出てきました。

M3 Maxの処理性能に不満があるというより、気になっているのはメモリ容量です。

もちろん、ローカルLLMで必要になるメモリは、モデルの大きさや設定によって変わります。それでも、より大きなモデルを動かしたいと思うと、メモリ容量には余裕があった方がよいと感じます。

今になって考えると、最初に購入した16インチのM4 Pro搭載MacBook Proは48GBのメモリを積んでいました。

あのまま使い続けていれば、ローカルLLMでももう少し余裕があったのかもしれません。

当時は36GBで何も困っていなかったので、購入時の判断が間違いだったとは思っていません。ただ、後から用途が変わることまで考えると、48GBを選んでおく方がよかったのかもしれない、と感じるようになりました。

1年半使ってみた結論

M3 Max搭載14インチMacBook Proを1年半使ってきましたが、普段の用途では今も性能不足を感じていません。

本当は16インチが欲しかったものの、Dellの27インチモニターと組み合わせる環境では14インチがちょうどよく、USB-C一本で給電できる点も便利です。

USキーボードには慣れず、昔のAppleキーボードを使うことになりましたが、そのおかげで本体のキートップをきれいな状態に保てているのは、思わぬメリットでした。

購入当初に悩まされた外部モニターのフリッカーも、macOS Tahoeへのアップデート後に私の環境では解消しています。

一方で、唯一気になっているのがローカルLLMでのメモリ不足です。

購入時には想定していなかった使い方を始めたことで、36GBではもう少し余裕が欲しいと感じるようになりました。

もし今、同じようにMacBook Proを選ぶなら、普段の作業だけでなく、ローカルLLMなど今後試してみたい用途も含めてメモリ容量を考えると思います。

とはいえ、約7万円の価格差を見てM3 Max搭載モデルに買い替えた当時の判断には、今でも納得しています。

購入時に想定していた用途とは違う使い方になりましたが、1年半経った今も快適に使えているMacBook Proです。

これからも、ローカルLLMを含めていろいろな使い方を試しながら、長く活用していきたいと思います。

ネットで選びに選んで買った中古のWF-1000XM5が当たりだった件

テクニクスを探していたら、ソニーのWF-1000XM5がお買い得だった

ワイヤレスイヤホンを買おうと思い、最初に候補にしていたのはテクニクスの製品でした。もちろん、新品ではなく中古で探していました。

中古品をいろいろと見ていたところ、たまたまセールで見つけたのがSONYのWF-1000XM5です。

テクニクスの候補とほぼ同じくらいの予算で、より上位のモデルが買える。しかも、充電ケースには傷が多いものの、イヤホン本体はきれいな状態でした。

ケースの傷は気になるものの、普段使ううえでイヤホン本体の状態がよければ十分。写真を見る限り、これはお買い得なのではないかと思い、購入してみることにしました。

結果として、これが大当たり。今回は、ネットで選んで購入した中古のWF-1000XM5について、実際に使ってみた感想を紹介します

イヤーピースの欠品も、結果的には問題なし

購入時に気になったのが、イヤーピースの欠品です。

Mサイズだけが欠品していたため、もし付属のイヤーピースが耳に合わなければ、別途購入すればいいかと考えていました。

ところが、実際に試してみると、自分の耳に合っていたのはSサイズ。

結果的に、ほぼ未使用と思われるイヤーピースをそのまま使えることになりました。これはちょっとしたラッキーでしたね。

届いた商品は写真で確認したとおり

実際に商品が届いて確認してみると、状態は購入前に写真で見ていたとおりでした。

充電ケースには傷が多いものの、イヤホン本体はきれい。中古品なので多少の不安はありましたが、少なくとも外観については想定どおりです。

あとは気になるバッテリーの状態です。

外観がきれいだからといって、バッテリーまで良好とは限りません。ただ、商品を手にした段階では、イヤホン本体の状態からも期待が持てました。

実際に使ってみると、バッテリーは予想以上に優秀?

実際に使ってみると、バッテリーの持ちには満足しています。

主な使用場面は、東京までの在来線や新幹線での移動です。この使い方では、バッテリー残量を心配することなく、余裕を持って使えています。

正直なところ、これだけ使えるなら、バッテリーはほとんど劣化していないのでは?と思ってしまうほど。

もちろん、バッテリーの劣化具合を数値で測定したわけではありません。それでも、実際の移動で困ることがないのは大きなポイントです。

中古品を格安で購入したことを考えると、かなり当たりの個体だったと思います。

ノイキャンと音質は、期待していたほどではなかった

一方で、性能面では少し期待と違ったところもありました。

これまで使っていたのは、ヘッドフォンタイプのノイズキャンセリングヘッドフォンです。そのため、WF-1000XM5のノイズキャンセリングや音質については、正直なところ期待していたほどではないと感じました。

ただし、ヘッドフォンタイプとインナーイヤー型では、装着方法も違えば、耳を覆う構造も違います。同じような性能を期待するのは、少し無理があったのかもしれません。

今は、こういうものだと割り切って使っています。

移動中は、やっぱり小さいことが正義

ノイキャンや音質については多少思うところがあるものの、WF-1000XM5の魅力は、やはりそのコンパクトさです。

東京まで電車で移動するとき、ヘッドフォンタイプはどうしても大きく、持ち運びの邪魔になります。

その点、完全ワイヤレスイヤホンなら、充電ケースごとバッグに入れておけばいい。移動中に使うものとしては、この手軽さが何より魅力です。

音質やノイズキャンセリングの性能だけではなく、持ち運びやすさも含めて考えると、今回の買い物には十分満足しています。

新型が出ても、まったく羨ましくない!

ちなみに、WF-1000XM5を購入してから数日後、新型が登場しました。

タイミングだけを見ると、ちょっと残念な話です。

でも、今回の購入価格を考えると、新型が出たことはまったく気になりません。これだけ安く購入できて、普段の移動でも問題なく使えているのですから、十分満足です。

最新モデルを追いかけるのも楽しいですが、型落ちや中古品をうまく選んで、お得に買い物ができるとうれしいものですね。

というわけで、中古のWF-1000XM5には、これからもまだまだ活躍してもらおうと思います。

 

Nidecker Supermaticは初心者・初級者におすすめ?1シーズン使って分かった装着の難しさ(リライト版)

スノーボードのバインディングを選ぶとき、気になるのが装着の手軽さです。

リフトを降りてから、毎回座り込んでバインディングを装着するのは面倒なもの。そこで候補になるのが、ステップインのように立ったまま装着できるバインディングです。

私が購入したのは、NideckerのSupermatic。

普通のバインディングのようにブーツを固定するストラップがありながら、立ったままブーツをセットして装着できるという仕組みです。

これなら、いちいち座り込まずに滑り始められるはず。特に初心者や初級者にとっては、装着が簡単になるだけでもメリットが大きいと思っていました。

ところが、実際に1シーズン使ってみると、期待していたほど簡単ではありませんでした。

今回は、Supermaticを使って分かったことを、初心者・初級者の目線も交えながら紹介します。

Supermaticは立ったまま装着できる……はずだった

Supermaticの魅力は、通常のバインディングのようにストラップを毎回締め直さなくても、立ったまま装着できることです。

座り込んでバックルを操作する手間が減れば、リフトを降りてから滑り始めるまでがスムーズになる。私もそこに期待して購入しました。

しかし、実際に使ってみると、立ったまま装着するには意外と条件があります。

まず、装着するための場所です。

初心者が立ったまま装着するには、バランスを取りながらブーツを踏み込める場所が必要になります。ところが、ゲレンデは必ずしも平らではありません。

スクールなどで滑っていると、スタート地点が必ずしも装着しやすい場所とは限りません。斜面の途中や、足元が不安定な場所で装着しようとすると、思うようにいかないことがあります。

もちろん、慣れてくれば対応できる場面も増えるでしょう。しかし、まだ滑ること自体に余裕がない初心者にとっては、バインディングの装着まで難しい作業になってしまいます。

思ったよりも踏み込む力が必要

もうひとつ気になったのが、装着時に必要な力です。

ブーツをセットすれば自然にパチッとはまる、というほど簡単ではありません。きちんと装着するには、ある程度しっかり踏み込む必要があります。

初心者の場合、斜面でバランスを保つだけでも大変です。そんな状態で、足元を確認しながら十分に踏み込むのは簡単ではありません。

つまり、Supermaticは立ったまま装着できるバインディングではありますが、誰でも簡単に装着できるというわけではないのです。

立ったまま装着できる程度のバランス感覚と、必要な力をかけられることが、ひとつの条件になると感じました。

外すときも、必ずしもスムーズとは限らない

装着だけでなく、外すときにも気になる点がありました。

操作自体に慣れていないと手間取ることがありますし、バインディングのパーツにパンツの裾が引っかかって、うまく外せないこともありました。

こうした小さな手間が重なると、立ったまま簡単に脱着できるというメリットも薄れてしまいます。

もちろん、慣れやブーツ、パンツとの相性によって使い勝手は変わるでしょう。ただ、少なくとも私が使った限りでは、期待していたほど簡単なシステムではありませんでした。

初心者・初級者にSupermaticをおすすめできる?

1シーズン使ってみた結論としては、初心者・初級者に手軽さを求めてSupermaticをおすすめするのは難しいと感じました。

そもそも、立ったままバインディングを装着すること自体が、ある程度の技量を必要とします。

足元が不安定な場所でバランスを取りながら踏み込む必要があるため、まだ滑ることに慣れていない人にとっては、装着が新たなハードルになってしまう可能性があります。

ただし、Supermaticが悪い製品だという意味ではありません。

通常のバインディングと同じように座って装着することもできるので、立ったままの装着が難しければ、従来どおりの使い方を選ぶこともできます。

また、深いパウダーで転倒してバインディングが雪に埋まったような場面では、状況によってはSupermaticのほうが扱いやすいことも考えられます。

大切なのは、立ったまま装着できるという機能だけで、自分に合うかどうかを判断しないことです。

手軽さを優先するならBurton Step Onも候補

装着の手軽さを重視するなら、Burton Step Onも有力な候補です。

Supermaticとは異なり、対応するブーツをバインディングに直接固定する仕組みで、ストラップを締める操作がありません。

実際に使う際には慣れが必要で、傾斜のある場所では装着しにくいこともあります。それでも、手軽さを最優先に考えるなら、Step Onを検討する価値はあると思います。

ただし、ブーツとの相性は重要です。どれだけ装着が簡単でも、ブーツが自分の足に合わなければ快適には使えません。

バインディングだけでなく、対応ブーツも含めて選ぶことをおすすめします。

Supermaticが向いているのは、こんな人

Supermaticは、初心者・初級者が手軽に装着するためだけの製品ではないと感じました。

むしろ、次のような人に向いているのではないでしょうか。

  • ある程度滑れるようになり、立ったまま装着することに慣れている人

  • 滑走日数が多く、バインディングのセッティングを自分で研究できる人

  • 通常のストラップ式バインディングの扱いやすさも残したい人

  • Step Onのブーツが足に合わず、別の脱着システムを探している人

特に、ブーツとの相性は重要です。私の場合も、Nideckerのブーツが足に合っていたことが、Supermaticを選ぶ理由のひとつでした。

単純に「立ったまま装着できるから便利そう」という理由だけではなく、自分の滑り方やブーツとの相性まで考えて選ぶことが大切だと思います。

まとめ:簡単に装着できることと、誰でも簡単に使えることは違う

Nidecker Supermaticを1シーズン使って感じたのは、立ったまま装着できる機能があることと、誰でも簡単に装着できることは別だということです。

立ったまま装着するには、場所やバランス、踏み込む力など、いくつかの条件があります。初心者・初級者にとっては、期待していたほど手軽ではないかもしれません。

一方で、座って通常のバインディングのように装着することもできますし、ブーツとの相性や使い方によっては魅力のある製品です。

とにかく脱着を簡単にしたいならBurton Step On、通常のバインディングの使い勝手も残しつつ、自分でセッティングを詰めて使いたいならSupermatic。

これが、実際に使ってみた私の考えです。

バインディング選びでは、機能や評判だけでなく、自分の技量や使い方に合っているかどうかも考えて選びたいですね。