雪国のお手軽な暖房機器としては灯油のファンヒーターが主流だと思います。
我が家も数年前までは灯油のファンヒーターとストーブで生活していました。
以前は灯油が安かったので、メインの暖房機器として灯油のファンヒーターを選択するのは間違いない選択だったと思います。
灯油のファンヒーターの良いところは
・特別な設備はいらないこと
・どこでも置き場所を移動できること
・暖かい
・灯油は安い(安かった)
と言ったところでしょうか。
反面悪いところもあります。
・灯油を買いに行く必要がある(もしくは配達してもらう必要がある)
・灯油を置いておく場所が必要
・灯油が臭い
・点火に時間がかかる
・屋外から帰ってきて点火した瞬間に灯油切れになることがある
・灯油をファンヒーターに給油する必要がある
結構悪いところがたくさんありますね(笑)
我が家はなぜか建築時から数部屋にガスの元栓が設置されていました。
そこで、灯油の価格が高くなった数年前に試しにガスファンヒーターを購入し設置してみたところ、これがとても便利なのです。
ガスファンヒーターの良いところは
・スイッチを入れた瞬間に点火するのですぐに暖かい空気が出てくる
・灯油を給油する必要がない(灯油切れがない)
特に灯油を給油する必要がない(灯油切れがない)というのは、本当に楽です。
寒い中灯油のタンクを持って給油するのは思いの外ストレスなのです。
また、給油回数が少なくて済む大容量のタンクの場合、灯油を入れるとタンク自体がかなりの重量になるため、高齢者にはちょっと大変です。
また、近年は都市ガスの価格と灯油の価格が拮抗しているため、灯油をつかうメリットは価格的にはあまりありません。
むしろ給油不要のメリットの方が大きいように感じます。
我が家の場合はその後リフォームを行い、ガスのファンコンベクターを導入しました。
ファンコンベクターを利用することにより、ガスの床暖房などを利用する場合と同じ、より低廉な価格でガスを利用できるようになりました。
現在では我が家はガスの暖房機器がメインの暖房機器になりました。
都市ガスの暖房機器を利用できる方は、ぜひガスの暖房を利用してみてください!