平凡な日々

平凡な日々を綴っていきます。

Audi e-tronに試乗してきた

最新ハイスペックEVの一つ、Audiのe-tron

VWグループは全体的にEVに大して注力してきています。

ポルシェのタイカン 、Audiのe-tron、e-tron GT、Q4 e-tronVWのiD.3、iD.4と立て続けにEVを発表、発売してきています。

近くのディーラーにe-tronの試乗車があるのを知って以来、いつか試乗させていただいて来ようと思っていたのですが、今回意を決してAudiディーラーまで行ってきました!

 

実車を目の前にしてみると、全長5m弱、全幅1.9m超えの車体はやはり大きいです。

とはいえ、以前は私も同じようなサイズの車に乗っていたため、大きい車に対する耐性がついたせいか、大きさ自体で臆するというところはありませんでした。

以前なら先代X5あたりの大きさでも大きすぎて運転できる気がしなかったものですが、慣れてしまえばなんとかなるものですね。

ただ、気楽に乗れるサイズではないことも事実。

高額な車でもあるので、かなり大人しめの試乗となりました。

 

実際に運転してみると、やはりそれほど大きさは感じずに運転することができました。

見切りが悪いとか車幅がつかみにくいとかいうことは特になく、どちらかというと運転しやすそうな感じのデザインです。

今回の試乗車にはバーチャルエクステリアミラーが装着されていたためドアミラーはなく、普通であればドアミラーがあるであろう場所よりも少し下のあたりの車内に装着されている液晶ディスプレイで映像を見る形になります。

これが結構違和感があるというか、やはり普通ならドアミラーがあるあたりを見て、それから視線を下にずらすような感じになるため、慣れるまでは少し安全確認が疎かになってしまいそうな気がします。

 

走行感としては、2.5tを超える重さを感じさせることのない程度のパワー感がありました。

発進は大人しめですが、踏めばパワーが出てくる感じ。

Audiの場合はいわゆるワンペダル走行ができないので、内燃機関が乗っている車と操作感的には変わらない感じ。

この辺りは内燃機関を積んでる車から乗り替えてもあまり違和感がないようにあえてそうしているのかなと思われます。

逆にEVならではという走行感につながらないため、物足りないかも知れません。

完成度は高いのですが、I-PACEの方が内燃機関を積んだ車との違いを感じられて面白かったかなと思いました。

内装については、あちこちにディスプレイが付いている感じですが、実際運転中はメーターパネルとバーチャルエクステリアミラー用のディスプレイしか見ないので、なんでも液晶ディスプレイにするのもいかがなものかと感じました。

これはボルボのPHEVに乗った時にも感じたのですが、やはり物理ボタンが付いている方がいいのかなと感じる部分でもあります。

逆にテスラのようにいさぎよく大きいディスプレイ1つだけというのもそこ以外見なくていいので良いのかも。

 

実際に乗ってみると大きいとはいうものの、車内の余裕を求めるならばこのくらいのサイズは必要だなと感じてしまいました。

 

タイヤサイズもかなり大きくて、タイヤ交換大変そう...